【2026年8月更新】八丈島グルメ6選|朝8時半の朝ごはんから〆の焼肉まで実食レポ

島好きの呑兵衛のみなさま、お待たせ致しました!特集です!

羽田から飛行機で55分、東京都なのに亜熱帯。それが八丈島です。ところがいざ着いてみると、コンビニが無い。朝からやっているお店も、そう多くない。昼を少し過ぎるとお店がぱたぱた閉まる。夜の人気店は予約しないと入れない——島グルメは「開いている時間」との勝負でもあります。

そこで、これまで4〜5回通ってきた八丈島で実際に食べてきたお店を、朝ごはん → 昼 → 夜 → 旅の〆という時間帯の順に6軒並べました。朝8時半から開いている島の朝定食、空港すぐの町中華、海を見ながらのハンバーガー、島寿司と青ウミガメ、そして最後の夜の焼肉まで。到着日から帰る日まで、そのまま一日の順に使えるように組んでいます。どうぞ!

地魚処 魚八家(三根)|朝8時半から開いている、島の朝ごはん

八丈島で朝ごはんを探すと、たいてい行き詰まります。コンビニが無く、朝から開いているお店もほとんど無いからです。そこで頼りになるのがこちら。朝8時半から「朝昼定食」をやっていて、しかも年中無休という、島の朝の駆け込み寺のような一軒です。旧店名は「魚八亭」で、現在は「地魚処 魚八家 八丈島本店」。島で魚八亭を探して見つからない時は、こちらの名前で探してみてください。

おにぎりセット600円、島寿司セット1,000円、カレーライスセット800円、地魚フライセット900円、刺身セット900円。朝から唐揚げもフライもカレーも選べます。頼んだ刺身セット(900円)はマグロとアオダイに、サラダ・魚のあらの味噌汁・漬物付き。島唐辛子を崩して醤油に溶かして食べると、山葵とはまた違うツーンとした刺激が刺身に合います。空港から車で5分なので、朝の便で着いてそのまま朝ごはん、あるいは帰りの便の前に最後の島めし、という使い方ができます。

八丈島の朝ごはんはここ!「地魚処 魚八家(旧・魚八亭)」の朝定食が沁みる

菜々屋(空港近く)|島民で満車になる町中華、どれも1,000円以下

空港のすぐ近くにある中華の定食屋。壁一面に貼られたメニューの数がそのままレパートリーの広さで、ラーメン780円、味噌ラーメン850円、タンメン850円、あんかけ焼きそば900円、チャーハン650円と、どれも1,000円を切ってきます。ランチは11時30分オープン。駐車場がほぼ満杯になるくらい島民でにぎわう、普段使いの町中華です。

初回はあんかけ焼きそばを。餡で麺が見えないほどのボリュームで、白菜・人参・キャベツ・きくらげがたっぷり。両面を焼いた麺のおこげのパリパリがよくて、20%ほど食べたところで酢と辛子をどばっと入れると、餡の油っぽさがすっと消えます。5年ぶりの再訪で見つけたのが「先代親父の肉野菜炒め」950円——代替わりしても店が続いていました。単品700円とたまごスープ500円を頼んだら、スープがラーメン鉢にたっぷり野菜炒め入りで登場して満腹に。頼み方を間違えると量で負けます。レジ横では小分けの島とうがらしが150円で買えて、お土産にもなります。

【菜々屋】先代親父の肉野菜炒め&卵スープで満腹!@八丈島 菜々屋_あんかけ焼きそば 八丈島、空港近くの町中華、どれも美味しい「菜々屋」

SEA SIDE KITCHEN WA(底土港すぐ)|海を見ながら食べる八丈ソースバーガー

底土港のすぐ近くにあるハンバーガー屋さん。看板は島の八丈ソースを使ったバーガーで、パンの代わりに肉で野菜を挟む「パティパティ」という形式があります。頼んだ八丈ソースパティパティ レモンソース1,140円は、直径こそ小さめですがずっしり重い重量級。具材はトマトとレタスだけとシンプルで、レモンのソースがさっぱり効いて、分厚い肉のボリュームをうまく受け止めてくれます。

パティは通常2枚で、1枚350円ほどで増やせます。10パティ=3,500円まで積めるそうなので、腹を空かせて挑む価値はあるかもしれません。持ち帰って海の見える場所で食べると、これが島ならではの時間になります。ただし島は昼を過ぎるとお店が閉まりがちで、この日も店内飲食は終了しテイクアウトのみでした。島グルメはタイミング命。開いているお店を見つけたら、迷わず入るのが正解です。

肉厚ジューシー!八丈島「SEA SIDE KITCHEN WA」のパティパティ!

梁山泊(三根)|島一番の予約必須店。島寿司と青ウミガメがある夜

島でいちばん名の通った郷土料理の居酒屋。予約しないと入れず、その予約を取るのも大変と聞いていたので、旅の日程が決まってすぐ電話しました。刺身盛り合わせは1人1,400円で、この日はキメジ・サワラ・アオダイ。都内ではあまり見ないアオダイが、島では当たり前のように入ってきます。天ぷら盛り合わせ大2,200円には、この旅でいちばん食べたかった明日葉の天ぷらと、海風しいたけ。しそや春菊とは違う苦みが出て、揚げものの質そのものが高いお店です。

島ならではの一品も揃います。海藻を煮溶かして具を加え固めたブド1,000円、ムロアジクサヤ小800円、島たくあん800円、八丈ジャージー牛乳のモッツァレッラチーズとトマト1,700円(バジルではなく明日葉ソース)。焼酎は麦芋の島流し1,100円や明日葉割りで。そして小笠原直送 青ウミガメの煮込み1,700円——「ウミガメのスープ」の正体はきっとこれです。コラーゲンたっぷりのぷるぷるした身で、味噌汁のような感覚のスープでした。締めの島寿司は予約時に頼んでおかないと食べられないので、電話の時点で忘れずに。

八丈島グルメの決定版!予約必須の「梁山泊」で島料理を堪能!

大吉丸(大賀郷)|移転して大繁盛。八丈太鼓が鳴る郷土料理の居酒屋

以前訪ねた時は家庭的な居酒屋でした。同じつもりで予約してタクシーで向かったら、移転して建物が立派になっていて、ほとんど満席の大繁盛。予約していても片付け待ちが出るほどで、メニューの数もずいぶん増えていました。せっかくなので八丈島の郷土料理を軸に頼んでいきます。

青唐辛子入りのふわふわ卵焼きは、当たると辛くて酒が進む一皿。酒盗、大振りでぷりぷりのカキフライ、そしてくさや。普段まず食べないくさやも、匂いを気にせず頼む人が多い店だと知ると挑戦しやすく、マヨネーズを付けると角が取れて食べやすくなります。八丈名物の明日葉の天ぷらは大葉の天ぷらに近い軽さで、油っぽさがありません。刺身盛り合わせ、あおさの天ぷら、締めのノリおにぎりと味噌汁まで。途中で八丈太鼓の演奏が始まり、子どもが叩かせてもらえる時間もあります。釣った魚を持ち込んで捌いてもらっている人もいました。以前の「ザ・居酒屋」の空気は薄れましたが、これはこれで良い進化だと思います。

大吉丸_明日葉天 八丈島、島料理の居酒屋「大吉丸」

三千里(三根)|魚に飽きた旅の最後の夜は、島で焼肉

島に来てからずっと魚ばかり食べていて、最後の夜にどうしても肉が食べたくなりました。そこで見つけたのがこちらの焼肉店。島で運動会のイベントがあった日は、島民がおつかれ会で外食に出るので予約が要ると聞き、開店直後に電話を入れてタクシーで直行しました。島の焼肉、想像していたよりずっと品数が多くて驚きました。

上カルビ・上タン塩・上ミノが各1,530円、上ロース1,530円、ハラミ1,100円、ホルモン1,100円、レバー880円。どれもしっかり美味しく、上ロースは濃い味の赤身でした。ナムル盛り合わせ1,000円はキャベツのナムルが入る珍しい構成。白菜キムチ610円、大根キムチ610円、イカ焼き720円、にんにく焼き570円、海鮮チヂミ1,600円とサイドも充実しています。明日葉キムチは品切れで食べられず、これは次回の宿題。旅の疲れを旅先で肉に変えて回収する——翌日すっきり帰路につける、良い〆になりました。

八丈島で焼肉!「三千里」で旅の〆に肉を食らう!

一覧表

店名場所名物予算感こんな日に
地魚処 魚八家 八丈島本店三根・空港から車で5分朝昼定食(刺身セット・島寿司セット)600〜1,000円朝8時半からの島の朝ごはん
菜々屋空港近くあんかけ焼きそば・先代親父の肉野菜炒め650〜950円島民に混じって昼の町中華
SEA SIDE KITCHEN WA底土港すぐ八丈ソースパティパティ(レモン)1,140円〜海を見ながら食べたい昼
梁山泊三根島寿司・青ウミガメの煮込み・明日葉の天ぷら一品800〜2,200円予約して臨む島グルメの本命
大吉丸大賀郷くさや・明日葉の天ぷら・八丈太鼓居酒屋価格郷土料理でにぎやかに飲む夜
三千里三根上カルビ・上タン塩・海鮮チヂミ一品570〜1,600円魚に飽きた旅の最後の夜

八丈島は、開いている時間さえ押さえてしまえば、朝から〆まで島の味で一日が埋まります。朝は魚八家、昼は菜々屋かWA、夜は梁山泊か大吉丸、最後の夜は三千里。夜の人気店は日程が決まったらすぐ電話、これだけ守れば島グルメはだいたい成功です。新しいお店を開拓したら、この記事にもどんどん追記していきますね!

今日もおいしいモノに出会えますように!