呑兵衛のみなさま、お待たせ致しました!二日酔い飯の時間です!
世の中ではジョージア大使が結構人気ですが、この間その大使が紹介していたジョージア料理のお店が「GEORGIAN HOUSE」。ジョージア料理といったらシュクメルリが松屋とコラボしたりして有名になりましたが、本場のお料理一度は食べてみたいと思っていたんですよ!場所が本所吾妻橋で、ちょっと遠いから中々行けなかったのですがようやく来れた!

元大関・栃ノ心(ジョージア・ムツケタ出身)が2026年2月に開いたお店で、本所吾妻橋駅から徒歩1分。3階建てでなんと約520平米、120名規模のお店。メッチャ広いです。
中は大理石と白基調のモノトーンでとっても高級感がある!


webのQRコードから読み取って注文可能!いや、ありがたい。

まずは白州ハイボールで乾杯!
ウィスキーが山崎と白州くらいしかないんでちょっとお値段が(1600円)w
その分、ワインはボトルでも7590円なので、お手頃。ジョージア料理食べに来たんだから、ジョージアワインを飲んでね!ってことなんだと思いました。

プハリ盛り合わせ。プハリって、ジョージアの前菜で「茹でた野菜のクルミ和え」っていう感じなんだとか。ビーツの赤、ナスの茶、パプリカの黄と赤。ひとくち大に丸めた野菜のペーストや、茹で野菜がずらりと並んで、砕いたクルミがざらりと降り積もっています。
ほろりと崩れる口当たりにクルミの濃厚なコク。追ってビーツや野菜の甘み。コリアンダーらしき香りが鼻へふわっと抜けていきます。野菜だけなのに、じんわり重くて美味しい!

舟形の生地の真ん中で、卵黄とバターがとろりと湯気を上げています。この中身をぐるりと混ぜて液状にしてから、耳をちぎって浸しながら食べてくださいとのこと。
二種のチーズのコクに黄身のとろみが乗って、ずしりと濃く。焼けた縁はぱりっと、ピザのような感覚。でも底はもっちり。けっこうボリューミーです!一人一個は多いと思う。


黒胡椒をまとった白い包みが五つ。一軒大きめの小籠包!
肉汁がとにかく多くて、すすらねばこぼれるほど。食べ方は、まず、この結び目の部分を持って、ひっくり返す。んで、端っこからパクっと食べてじゅわりと流れ込む牛と玉ねぎだけの直球の旨味をじっくり味わいますw皮は厚みがあってむっちり。美味しい!持ち手にした頂の結び目だけ固く残るのですが、食べても残してもどっちでも良いですよとのこと。
現地では残す人が多いのかしら?普通に持ち手も食べちゃいましたが、ちょっと熱くて粉ぽい感じも美味しかったよん。

ここでジョージアワイン投入!ムツヴァネ・クヴェヴリ(橙)をお願いしました!
ジョージアはワイン発祥の地とされる国だそうで。白ぶどうを果皮ごと素焼きの甕に詰め、土に埋めて醸す製法がクヴェヴリと言われて、ユネスコの無形文化遺産にもなっています。

出てきたのは白でも赤でもない、濃い橙。凄いきれいな色。杏や干し柿を思わせる香りが立ち、口に含むとほのかな渋みが舌に残ります。甘さはなく、むしろ渋みのある紅茶に近いかも?。ボトルで6900円なので、結構リーズナブル。

ざくろの赤に、こんがり焼けた肉のかたまり。下はマッシュポテト、脇にマッシュルームです。網脂で巻いたひき肉を焼き上げるアブハジア発祥の一品だそうで、割ると中はぼろりと粗い。噛むと脂の甘みがじゅわりと出て、追いかけるようにスパイスの香りが立ちます。そこへサペラヴィの赤ワインソースの渋みと酸が乗って美味しい!。マッシュポテトと一緒にすくうと、角が取れてぐっと食べやすくなります!

小鍋いっぱいの白いソースに、焼き目のついた鶏がごろりと沈んでいます。添えられたパンはアジャルリハチャプリの外側。むしろこのパンの真ん中をあけてアジャルリハチャプリを作るのかもしれない。いよいよ本場シュクメルリと初対面!
家でも大使館レシピを見て作ったんですが、味が合ってるかわからなくてw
刻んだにんにくをどっさりとサワークリームや牛乳で煮込む、ラチャ地方シュクメリ村の郷土料理。ソースは思ったよりもサラッと。、牛乳の甘みのあとから、にんにくがじんわり効いてきます。にんにくはしっかり効いているんですが、おもったよりも柔らか。なんか想像よりもとっても上品。もっとパンチがあるものだと思ってたけど違った!
次の料理に活かそう!

最後は栃ノ心プレート!店主の名を冠したボリューム満点のお肉!
オリーブの一枚板に、肉が山盛り。てっぺんに紫玉ねぎの薄切りがこんもり乗って、木目に肉汁がつうっと流れています。鶏・豚・牛・合挽きケバブの四種、四人前。
真っ赤に焼けた鶏はマリネの色で、縁がしっかり焦げています。豚バラは厚切りで白い脂がとろり。ケバブは俵型のざらりと粗いつくりで、スパイスがはっきり立ちます。

ここに小鉢のソースを二種追加!トマトソースとアジカソースは各300円なんですが、絶対ソース必要だよね!って思って頼んでおいてよかった!トマトソースはさらさらで種のつぶつぶが残っており、酸味がさわやか。緑のアジカは青唐辛子とにんにくとクルミを潰した粗いディップで、油の滲む見た目どおり濃くて辛いです。お肉にひと乗せで味がまるごと変わるのでオススメ!

コレに合わせるのは二本めのワイン、キシ・クヴェヴリ(6900円)。

同じクヴェヴリの橙を、ムツヴァネと二本並べてみるとわかるのですが、グラスに注ぐと色が結構違います。ムツヴァネが澄んだ黄金なら、こちらは赤みを帯びた濃い琥珀。香りも果実より紅茶や乾いた葉の方へ寄って、渋みがぐっと前に出ます。ムツヴァネが爽やかな一本なら、キシは骨太で重い一本。炭火の肉に合わせるならこちらかな!美味しい!

最後、どうしてもジョージアの魚料理が気になって頼んだ炭火焼きサーモン!
橙色のソースを張った皿に、厚切りのサーモンがどんと一切れ。表面の香ばしい焦げが美味しそう!グリルしたアスパラガスと緑の芽が添えられています。
焼き加減がすごくて、炭火の香ばしさが立つ一方、身は中心にかけて赤みが残っていて、ほろりとほどけていきます。ソースはとろりと重いクリーミートマトで、コクの後からぴりりと辛味が追いかけてくる。魚料理でありながら、驚くほど軽くない。これ、美味しい!
大満足!
いやー、美味しくてついついワイン2本も開けちゃいました!何人かでシェアするなら皆でワイン飲んだほうがリーズナブルです!そりゃジョージアワインが料理との相性も抜群ですよ!どの料理もとっても上品で、ジョージア料理を知るならオススメのお店だと思いました!ちょっと遠いけど、又来たいなぁ。
今日もおいしいモノに出会えますように!
GEORGIAN HOUSE メニュー
冷菜
茹でた・ソテーした野菜を、スパイスやハーブ、ガーリックとクルミでペーストに和えた前菜。色ごとに野菜が違う。
サメグレロ地方の冷製チーズ前菜。スルグニチーズにミントとカッテージチーズを詰め、アジカをヨーグルトソースで和えたもの。
赤いんげん豆とケーパーを使ったサラダ。
ジョージアを代表する家庭的なサラダ。
温菜
鶏肉のガーリックホワイトソース煮込み。焼き目をつけた鶏を、刻んだ大量のガーリックとサワークリームで煮込む、ラチャ地方シュクメリ村の郷土料理。
アブハジア発祥のミートロール。ひき肉を網脂で巻いて焼き、サペラヴィの赤ワインソースを合わせたもの。
グリルサーモンに焼きアスパラガスを添え、ピリッと辛い濃厚なクリーミートマトソースで。
サメグレロ地方特有の辛味のある煮込み。
カリッと焼き上げたフライドチキンを、クルミのソースで。
鶏レバーをバターで軽くソテーしたもの。
ジョージアの伝統的な牛肉の煮込み。
ナス、トマト、ピーマン、玉ねぎ、ガーリックをハーブとスパイスで煮込んだ野菜料理。冷でも温でも。ビーガン・グルテンフリー対応。
マッシュルームにチーズを乗せて焼いたもの。
マッシュルーム、玉ねぎ、白ワインを使った煮込み。
赤インゲン豆を玉ねぎとハーブ、スパイスでじっくり煮込んだホクホクの一品。ベジタリアン対応。
ヒンカリ
ジョージアの代名詞。肉汁を包んだ大ぶりの一品。いずれも1人前5個。
合挽き肉と玉ねぎ、スパイスのアクセントが効いたジューシーな一品。香草不使用。
チーズを使用した、塩味が特徴のヒンカリ。
マッシュルームを使用したヒンカリ。
上のつまみ(結び目)を持って肉汁をすすり、結び目は皿に残すのが現地流。黒胡椒を振っていただきます。
ハチャプリ
ジョージア語で「ハチャ=チーズ」「プリ=パン」。地方ごとに形も中身も違います。
アジャラ地方特有の舟形。2種のチーズを敷き詰めて焼き上げ、仕上げに卵黄とバターを乗せた一品。
イメレティ地方特有のまん丸型。2種のチーズを包んだ生地を薄く伸ばし、バターを塗って焼いた、もちっとした生地が持ち味。
スパイス香るロビオ(煮込み豆)入りの薄焼きパン。
ムツヴァディ(炭火の串焼き)
ジョージアの宴席に欠かせない炭火焼き。ソースを別注できます。
オーナー栃ノ心に因んだグリルMIX。鶏・豚・牛・合挽きケバブを4人前でどんと一枚板に。
香ばしく焼き上げたラムチョップ。
牛ヒレ肉の串焼き。スパイス塩「スヴァネティソルト」を塗して炭火でじっくり。
豚バラ肉の串焼き。塩のみで焼き上げ、トマトとヨーグルトベースのマリネソースで。
鶏ムネ肉の串焼き。
合挽き肉を棒状にしたスパイシーな一本。
スープ
老若男女に愛される鶏肉のスープ。
ジョージアのスパイスに富んだ、牛肉のスープ。
サイドメニュー
青唐辛子、ガーリック、ハーブ、スパイス、クルミをすり潰した、辛みとコクのある自家製ディップ。
新鮮なトマトとスパイスをブレンドした、酸味のあるソース。
串焼きをシェアするなら、ソースを何種類か付けるのが店のおすすめ。300円で最後まで飽きずに走れます。
デザート
天然の蜂蜜を練り込んだ、ジョージアの層状ケーキ。
ジョージアの家庭で作られる、ぶどう果汁の伝統的な冷菓。
※2026年8月訪問時の卓上メニューより。価格は税抜で、別途サービス料10%がかかります(税込は表示価格の1.1倍)。内容は入れ替わることがありますので、最新は公式サイト・店頭にてご確認ください。ドリンクメニューは割愛しています。
GEORGIAN HOUSE (ヨーロッパ料理 / 本所吾妻橋駅、とうきょうスカイツリー駅、浅草駅(東武・都営・メトロ))
夜総合点★★★★☆ 4.0












