西麻布の隠れ家的中華料理「海鮮名菜 香宮」のランチコース

海鮮名菜 香宮

西麻布、米軍施設の前にある、中華料理屋「香宮」。見た感じから高級そうなお店だなぁという認識はありました。この間ふと思い出して一体どんなところなんだろうと調べてみたら随分点数が高いお店だったという。最初から夜のコースだと少しハードルが高いので、予約の上、ランチを食べに行ってみました。

落ち着いて高級感を感じる店内。いい雰囲気です。

ランチコース(<楓 ランチ>『カエデランチ』)

最初はお茶が出てきます。このお茶はロウソクで保温されていて常に暖かいお茶が飲めます。というより、給仕さんがついているので、少なくなったら入れてくれます。

下の台にロウソクが

最初の料理は「香宮焼味盆(香宮名物広東焼き物入り前菜盛り合わせ)」四種類の前菜が綺麗なお盆に載せられてでてきます。おいしそう!

左上が湯葉と白子の包み揚げ。パリッとした衣の中にふわふわの白子が入っていて美味しい。一番右は蒸し鶏に生姜のソースを掛けたもの。真ん中が叉焼。肉感が強くて美味しい叉焼です。左側が、皮付きの豚肉で、革部分がパリパリのクリスピーになっています。面白い食感です。

次が「准山水餃子(特製 水餃子山芋添え)」。上に載っているソースは九条ネギと酢、生姜。載っている唐辛子のようなものは「よさこいハニー」という赤い甘長ピーマンの一種だそうです。全然辛くないです。で、水餃子の下に引いてあるのが山芋。上品な味わいです。

スープ。「雪花魚翅湯(海鮮入りフカヒレスープ 淡雪仕立て)」上に載っているメレンゲのようなふわっふわなやつが美味しい!かき分けるとフカヒレのスープが顔を出します。フカヒレスープは深い味わいでホッとする味。ゆずの風味が効いています。

結構ごろっとフカヒレが入っています。

「郊外油菜遠(広東野菜の炒め)」高級なところの炒めものってとっても美味しいんですよね。こちらはターサイと紅芯大根と蕪。ターサイって食べたことあるのかもしれないけど、ターサイと認識して食べるのは初めてかも。味付けに金華ハムを使っているとのこと。ちょっと上に載っていますね。さすが名店の炒めもの。優しい味わいの中に金華ハムの味がけっこうしっかり付いています。おいしい!

「推介海鮮料理(季節のおすすめ海鮮料理)」今日はホタテ。上に載っているのはネギとパクチー。ホタテはぷりぷりで弾力があって噛めば噛むほど甘みが溢れ出てきます。おいしい!

最後は本日のお食事。明太子の炒飯。こちらもとっても上品な炒飯。味つけも最高なんですが、食べているとパリッとした食感が随所に。なんだろうおこげかな?と思ってみてみると、アラレのようなものがちょこちょこと入っているではありませんか。これがパリパリの正体だったのか。とっても面白い炒飯です。食感に変化をつけるためにアラレを使うとはすごい発想力!

最後はデザート二品。杏仁豆腐にバニラアイスがのったもの。カクテル・グラスでたべる杏仁豆腐は初めてです。甘さ控えめでおいしい杏仁豆腐でした。

そして、デザート二品目がきました。デザートが手厚くて嬉しい。タルトと、ゴマ団子。杏仁豆腐も美味しかったけどゴマ団子ももっちり団子にゴマの風味がとっても強い餡が抜群でした。

ごちそうさまでした

さすが名店。こんなに美味しい料理がこの剣幕で出てきて、味も量も大満足。これで3,240円なんて安すぎる気がします。ランチかなりお得なので、これを見た人はみんな行ってもらいたい!最後にシェフもご挨拶に来てくださってこちらからも感謝を伝えることが出来てよかった。とっても良いお店だったので今度は夜のコースを食べに行きたいな!

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