ども、二日酔い飯です。西麻布にある川越の鰻屋「いちのや」。川越で天保3年からやっている老舗だそうで、
天保3年って大体200年近く続いている計算。以前行った記憶はあるんですが、また行く機会がありまして西麻布へ。お店が隠れ家的な外観でちょっとおしゃれ。今回も予約して行ったのですが、お店に入ると二階へ。前回一階だったのですが二階も結構広いんですね。むしろ個室群は二階という感じのようです。
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西麻布に黒塗りのオシャレな木造。雰囲気はいい感じです。
鰻重 4900円
上鰻重 6400円
弐段 6500円
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恒例の鰻重に、上鰻重、きになるのが弐段。なんでも鰻とごはんを二段に重ねたものとのこと。
このお店でしか見たことのないメニューですが、ご飯、鰻、ご飯、鰻になっているということですよね。
こんなに夢のあるメニューありますか。ということで二段を注文。
しばらくして現れたのがこちら。
お重を開けるこの瞬間!たまりませんね。
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すばらしい!大きな鰻が二枚。
ひとくち食べてみるとふわっふわに蒸されていて、ほろほろ。適度な脂の甘味を感じて美味しい。
やっぱり関東風の蒸して焼く鰻は美味しい!
タレは少し辛めで、ぱきっとした印象。鰻のふわふわ感と甘みが合わさってちょうどいい感じ。
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これが弐段の由来。もう一枚、鰻がご飯の中に隠れています。
上鰻重は鰻が三枚のっていて、ご飯が見えないくらい敷き詰められている形。弐段は鰻の枚数は同じだけど、一枚ご飯の中に隠して入れてあるという違いだけですね。柔らかいので、よく見ないと気づかないかもしれませんが、どっちかというと、弐段よりも三枚上に乗ってもらっていたほうが見た目にも良いような気はしました。
が、アイディアとしては面白いですね。弐段といって頼まないでこれがでてきたらちょっと驚くかもしれない。
安定して美味しいうなぎ。ほろほろっとした身と旨い脂を辛めのタレがしっかり締めている、バランスの取れた鰻重だったと思います。弐段というのもたまにはこういうのも有りかなと思ってはいましたが、次頼むときはきっと上鰻重だろうな。おいしい鰻が食べられてラッキーでした。