島好きのみなさま、お待たせ致しました!二日酔い飯の時間です!
今回は新宿にある青ヶ島の料理が食べられるお店!「青ヶ島屋」へ。

西新宿、東宝観光ビルの2階。壁の看板は見えるのに入口が分からず、急な階段を上って通路の奥まで進んで、ようやく辿り着きますw

人口160人ほどの青ヶ島。わたしもちょこちょこと八丈島くらいまでは行くんですが、そこから更にヘリor船で移動しないとたどり着けない島!その郷土料理を出す都内唯一の店とされ、島出身の店主が2014年から営業してるんだそう。青ヶ島だけでなく八丈島・神津島・三宅島、さらに小笠原まで、伊豆諸島の魚と野菜が楽しめます!
極めつけは幻の焼酎「青酎」も飲める!ということで楽しみすぎる。
今回は奥にある半個室ぽいところに通してもらいました。
メニューを見ながら食べたいものをバンバン頼んでいきましょう!

まずはビールをいただきます!!!


ウミガメの刺身ですよ!亀をナマで??wwwちょっと抵抗はありますが、これは今まで見たことがない!なんなら八丈島のお店でも見たことがないです。あえて凍らせているそうで、醤油の中で、溶かしながら食べてくださいとのこと。

えい!っと食べてみると、繊維がしこっとほどけて、あとに残るのはあっさりした旨みだけ。臭みやクセはほとんど出てきません。マグロというより馬刺しに近いかも?にんにくと生姜が添えられているんですが、合わせるとますます馬刺し感w

全てよく混ぜて食べてね!とのことで、混ぜると海苔の香りがふわっと漂って美味しそう。葉のぱりっとした歯ざわりに海苔の粘りが絡んで、噛むほど海の塩気がにじみます。

こちらは八丈島でもおなじみ、明日葉の天ぷら。かじるとさくっと軽く、遅れて明日葉の青い香りが鼻に抜けます。明日葉は本来ほろ苦い葉なのですが、油をくぐらせると苦みが丸くなり、あとに残るのは爽やかさだけ!やっぱり美味しい!

この日はマグロ、マツダイ、ヒメダイ、カンパチ、〆鯖、そして皮目を炙った焼き霜造りの六種。島の白身はどれも身がしっとりしていて、噛むと後からほのかな甘みが立ちのぼります。焼き霜は香ばしさが乗るぶん味の輪郭がはっきりして、白身が続いた口をいったん立て直してくれます。〆鯖は酸で締まっているので、これも口直しの役どころ。醤油は店特製のだし醤油で、やや甘め。ネタはその日の入荷次第で変わるとのことでした。


杜氏、奥山直子という記述があるんですが、杜氏とは酒造りを取り仕切る職人の長のことで。青ヶ島には十人いて、銘柄の多くがそのまま造り手の名前になっているらしい!!

これはわたしは結構食べたことあるんですが、フジツボの仲間で、ぱきっと折って皮をむいて出てくる身は小指の先ほど。口に入れるとエビとカニの中間のような出汁がじゅわりと広がります。コレ結構美味しいんですよ。スーパーに売ってたらつい買っちゃうくらい。

コレも八丈島ではおなじみ、ムロアジのくさやです!
わかっていたことですが、運ばれてきた瞬間、テーブルの空気が変わりますww強い発酵の匂いが真正面から。コレがあるから家ではやりにくいんですよねぇ。ところが口に入れると、匂いと味がまるで変わるんです。ふつうの干物のようなツンとした塩気の角がなく、身はふっくら柔らかい。噛むほどに濃い旨みがじわじわ滲んできて、熟成されたチーズのような味わいでめっちゃ美味しいんです。添えのマヨネーズをつけると匂いの角を丸めて、ぐっと食べやすくしてくれます。青酎と合わせたら、もう手が止まりません!

明日葉のマヨネーズ和えってのもあるんですね、明日葉料理としては初めて見たかも。葉のしゃきしゃきした歯ざわりに、マヨのコクとツナの塩気がまとわりついて美味しい。


ウツボも東京ではあんまり食べないですよねぇ。海のギャングと呼ばれる魚ですが、身そのものは鶏と白身魚の中間くらいの淡白さ。タレを纏った衣と、その下にもっちり厚い皮。ウツボは皮と身のあいだのゼラチン質が持ち味で、火を入れると旨みが増しますね。小骨が多い魚なので、そこは覚悟のうえで!


魚ばっかりだったので、ちょっと豚。箸を入れるとほろりと崩れ、脂の層がとろりととろけます。煮汁は甘辛が強めなので、白髪ねぎの辛みと交互にいくとちょうどいいです!

この焼酎、「青ヶ島に行っても飲めません!」って紹介されたとっても貴重なもの。しかも、「いきなり⑧の順子はご遠慮頂いてます」って注意書きがあるくらい。いくつか焼酎を飲んだ後にしか辿り着けない一杯。うまい!

くさやの原料になるムロアジを、ミンチにしてメンチカツにしたもの。八丈島の漁協女性部が手がけていて、島の朝市では人気商品なんだそうです。衣はざくざく、中はふんわりほぐれて、玉ねぎの甘みと魚の旨みが同居していて美味しい!

いや、めっちゃ満足!青海亀やくさやなんてなかなか東京で食べられませんからね!店員の皆さんもとっても優しくて、青ヶ島の話をたくさん聞かせてくれて楽しかったー!値段はそこそこ張りますけど、そもそも普通だと辿り着けない島の食卓ですからね!それが西新宿の2階にまるごと置いてあるという事実がすごい。青酎をみんなで上から順に飲みながら、島の名を頼りに注文していくおもしろい体験ができる良いお店でした!
今日もおいしいモノに出会えますように!
青ヶ島屋 (郷土料理 / 西武新宿駅、新宿西口駅、西新宿駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7










