夏にはやっぱり冷やし中華、元祖冷やし中華のお店「揚子江菜館」

揚子江菜館_冷やし中華

揚子江菜館

夏といえば、テレビの特集などでも冷やし中華のお店が特集されることなんかも多くなります。この間なんの番組だったか冷やし中華元祖のお店というのをやっていて「揚子江菜館」が出ていました。元祖冷やし中華!食べてみたい!ということで、神保町まで行ってみました。

揚子江菜館_外観

日差しが暑かったですが、駅の出口からすぐなので汗ばむ前にお店に入れるのが嬉しいところ。めちゃめちゃ混んでいるかと思いきや、普通に入れました。ラッキー!

ランチメニュー

  • 揚子江菜館_メニュー
  • 揚子江菜館_メニュー
  • 五色涼拌麺 1510円
  • 三絲冷麺 1290円
  • 担担冷麺 1030円
  • 上海炒麺 1300円
  • 五色炒麺 1450円

この五色涼拌麺というのが元祖冷やし中華のようですね。このお店、他にも有名なメニューが有りましてあの池波正太郎が愛したという、上海式肉焼きそばの上海炒麺というものもあります。老舗を実感します!

五色涼拌麺

今回は、元祖冷やし中華に、池波正太郎の上海式肉焼きそば、さらに餃子をひとつオーダーしました。しばらく待って出てきたのがこちら。

とっても見た目が美しい冷やし中華です!均等に来られた具材がキレイに並んでいます。鮮やかな緑色をしたインゲンと鮮やかな黄色の玉子がとっても美しいですね!さすが元祖。見た目から美味しそうです。この盛り付けは”雲を頂く富士山の四季”をイメージしたそう。素晴らしい。

揚子江菜館_冷やし中華

具材をかき分けて中の麺を確認。縮れ麺ではなくてストレート麺。味付けは普通の冷やし中華と比べて、濃厚で甘いタレ。酸味もあるんですが結構控えめ。全体的に八角の香りが少し感じます。世間一般の冷やし中華とは随分と印象が違います。これはこれで柔らかくて美味しいです。ここからもうちょっと酸味を強くして甘みを抑えた世間の冷やし中華ができたんだと思うとなんだか感動。

揚子江菜館_焼きそば

こちらが、上海式肉焼きそば。タレを付けて軽く炒めてから少し時間をおいて味を染み込ませたあと、もう提供前に炒めるという二度焼きという手法をとられているそう。随分手のこんだ丁寧なお仕事。味付けは醤油と塩と胡椒。全体的にちょっと甘みも感じますがこれは玉ねぎかな?もやしのシャキシャキっとした食感と、タレが染み込んだ香ばしい麺がおいしい!確かに癖になりそうな味です。

揚子江菜館_餃子

こちらの餃子、ひだがないんですね。サイズもかなり大きめでボリューミーです。香ばしい香りといい感じの焼き目が食欲をそそります。ひとくち食べてみると、結構弾力があって主張してくる皮が特徴的です。中には野菜がたくさん入っており、生姜の香りを強く感じます。うまい!

揚子江菜館_餃子

ごちそうさまでした

元祖冷やし中華を食べに行ったんですが、池波正太郎の焼きそばや餃子なんかも食べてしまいました。どれをとってもすっごく丁寧に作られており、優しい味付けで美味しい。著名人が好んで食べたというのも頷けます。来てよかったし、また来たい良いお店でした。

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