六本木、東京ミッドタウンにオープンした寿司店「SUSHI TOKYO TEN」。どことなくそのネーミングと外観から新進気鋭感というか、海外向け感というか。普通のお寿司屋さんとはちょっと雰囲気が違うお店で、とっても気になっていたんですが、ついに来店する事ができました!
こちらのお店のHPをみると若干英語を日本語に翻訳した感じの文章が出てきて若干不安でしたが^^あれもしかしたら演出なのかもしれませんね!
ランチおまかせ 3500円
今回は予約していかなかったんですが、お店に入ると「3500円のおまかせのみのご提供となります」と言っていたのでランチはこのコースだけだと思います!ランチのコースで3500円って結構安いイメージがあります。
さっと石の盛り板とガリが登場!否応にも気分が高まります。
最初に出てきたのはシジミの煮汁。煮出した一番汁だそうです。
とっても濃厚なシジミのエキスで二日酔いに良さそう。
これからお酒飲む!っていうときに良さそうですが残念ながら今日はランチ
最初の握りは真鯛の桜締め。
真鯛を桜の葉っぱとかで締めたのかな?
ふんわり桜の香りが付いた真鯛でとっても美味しい!昆布締めはよくあるけどこういう風味付けの締め方もあるんですね〜。なるほど。
そして北海道の生帆立。プリッとして甘みがある帆立です。
こちらめかぶ。濃い味で歯ごたえがあるめかぶでした!
梅の茶碗蒸し。梅の風味と酸味が入った珍しい茶碗蒸し。おいしい。
とにかく品数が豊富なコース!どんどん出てきます。
みずたこ。噛み切れないかとおもうような弾力。けど隠し包丁が一杯入っているので食べやすいです。
鹿児島のカツオ。プリッとしていて赤身の味が強いです。
箸休めで葉わさびの漬物。ほんのりツーンとくるくらい。
湯葉豆腐。
なんかデザートのような豆腐。ほんのり甘くて口の中でふわっととろけます。
立派なエゾアワビの煮物。甘くにてあり弾力があっておいしい!
本鮪、赤身のヅケ。これがまたみずみずしくて美味しい。
いくら。もう握ることを諦めていますね!
大量のいくらが、ご飯の上にこれでもかと乗っています。
本鮪トロ。隠し包丁がいっぱい入っていて、口の中に入れるととろけて無くなってしまうよう。もう一個食べたい。
そしてまた箸休め。大根のはりはり漬け。はりはり漬けってなんだろうと思ったら「干した大根を刻んで酢としょうゆに漬けたもの」らしい。
うに!銀次郎の生うにでした。とろけるような甘さで癖はまったくなく最高でした。一回生うにだけパックで買ってみようかなと思うくらいでした。
そろそろお腹いっぱいになり始めてきましたが、まだまだコースは終わらない。次は玉葱トロ巻!ねぎとろ巻と違って玉葱とトロの組み合わせなんて珍しい。新玉ねぎで辛味がないからでしょうか。玉葱の甘みとトロが凄い合う。ねぎとろよりもこっちのほうが好きかもしれない。
穴子。ふっくら穴子とタレが絶妙なバランス。
しじみ汁。
最初のしじみの煮汁に最後しじみの味噌汁とお酒飲む人には最適なコースだなぁとしみじみ(ランチだから飲めないけど)。
卵焼き!
干瓢。干瓢の握りが海苔の上においてある感じ。自分で海苔を巻いて手巻き寿司風にして頂きます。寿司屋の干瓢は弾力があって味が濃くうまい。
そして地味に感動したのが最後のデザート。オレンジのトロと呼ばれている「せとか」という品種とのこと。ほんとにあふれるような果汁で美味しい。せとか、知らなかったけど今度どこかで買ってみようかな。
なんだかんだですごい品数。数えてみたらなんと19品。コンセプトにかいてある「旬の素材をちょっとづつ沢山」というのが本当にそのとおりだと実感できるおまかせコースでした。しかも19品もあるのでお腹いっぱい。とっても満足できるコース。これで3500円って大丈夫なのだろうか。一品200円しないなんて考えられない!このコース、人気になったら無くなっちゃいそうな気もするので近々もう一回行こうかなぁ。