ども、二日酔い飯です。京都に用がありまして、ちょっとだけ滞在することに。京都には「うぞうすい」という鰻の雑炊があるということで、折角京都までいくのであれば是非食べてみたいなということで予約して行ってきました。京都駅からまぁゆっくり散策しながら歩いて30分くらいでしょうか。すごい老舗感のある外観wこれは期待できますね。
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まむし御膳 4500円
まむし御膳特上 5700円
うぞうすいランチ 3900円
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ランチはうぞうすいで3900円。普通はうなべ、を食べて最後に雑炊にするのが7000円くらいのコースであったんですが、ランチはいきなり雑炊なんですが、かなりリーズナブル。まぁ、これでいいかなということでうぞうすいをチョイス。折角だし蒲焼も食べたいなということで、一つはまむし御膳にしてみました。うなぎをまむしって表すのは昔っぽくていいですな。
さて、いろいろ眺めているとなんでもこちらのお店は豊臣秀吉がお気に入りだったそうでwすごい!なんでも大坂から方広寺に来るたびに休憩に来たそうで、わらじを脱ぐところということで、『わらじや』という名前になったのだそう。とんでもなく古い歴史があるお店ですね。もしかしたら秀吉もうぞうすい食べたのかもしれない。
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席につくとまずはお抹茶と落雁。
我々も東京から京都に来て一発目の食事だったのでお茶とお菓子で一服して旅の疲れを癒やします。
で、お茶を飲んだらまずビールかな。
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前菜が来たのでビールのおつまみに丁度良い!
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で、う雑炊が登場。じゃーん!
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すごいいい香りが漂ってきます。この鍋はいつから使われているんだろう。年季の入ったいい鍋ですね。きっと味が染み込んでいるような感じなんだろうと思います。早速一口出汁を飲んでみると……。
うっま!!!!
え、これめっちゃ美味しいんですけど。繊細な味付けなんですが、しっかりと鰻の香りもするし。
浮いている三つ葉がいい感じのアクセントになっている。めっちゃほんのり味でやわらかいー雑炊。うま。
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うなぎの身はほっくほくのふっくら。関東風の蒸してから焼くやつもふっかふかですが、この煮た鰻もふっかふか。
ごぼうや玉子とかとの相性もいいし、これは幸せな食べ物だな!と思いました。
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で、こちらがまむし御膳。
お重ではなくて大きな丼。ぱっかーんと開けていきましょう!
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これも美味しそう!一匹分くらいの量でしょうか。三等分してあります。
ひとくち食べてみると……。うまい!まぁそれはそうかw。蒲焼も美味しいですね!
やっぱり京都、関西風の直焼きですかね。パリッとした外側と、それでいてふっくらした内側。このパリッとした食感がほしいときにはやっぱり関西風ですよねぇ。うまい。ご飯の方はタレを掛けたというよりもタレを和えたといったほうが近いかもしれない。満遍なく掛かっています。タレの味はとっても柔らかく薄め。それでいてしっかりと鰻の味を引き立たせているのはすごい。鰻の扱いには慣れているというところでしょうね。おいしい!
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で、デザートでおしまい。りんご美味しかった。
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というわけで、京都一発目は老舗の鰻屋「わらじや」さんでしたが、豊臣秀吉が通ったというのもわかる気がしますね。当時でこんなうまいものを出されたらそれは通ってしまうでしょう。味は昔からかわらないのかしら。とっても繊細なんだけどうまい。この濃い味に慣れまくった現代人でもうまい!って思える優しい味付けは流石の一言。京都にいったら是非言ってみてほしいですね!