今日も美味しい物が食べたい！二日酔い飯です！さて、忘年会の中でも本命のうちのひとつ。銀座のヌーベルシノワ「Renge」で一年を振り返って反省する会をしてきました！いやー、たのしみ。上海料理をベースに、和食・洋食のエッセンスを取り入れたスタイルで、「油と塩」に焦点を当て、10種類の油・8種類の塩を使い分けて、素材の持ち味を最大限に引き出すというこだわりのお店なんだそうで。前からずっと気になっていたんですがなかなか行く機会がなくて。こういうお店で忘年会が出来る幸せ！たのしみ。
お店はビルの9F！エレベータで向かいます。
お店の中は木目を基調とした温かみのある空間！で、今回はじっくり話したかったのもあり半個室をお願いしました。
ヌーベルシノワを愉しむ自慢のスタンダードコース 25000円
そして、コースはスタンダードコース！25000円！年一の忘年会にはぴったり。
さて、席につくとメニューが書かれたおしゃれな紙。
裏側にはお店の名前にもついている”Equriosity”という単語の由来が書いてあります。
Equation(方程式)+Curiosity(好奇心)+Inquiry(探究心)を元に想像した造語がEquriosityなんだそうで。
中華料理の枠にとらわれない食技法、美味しいという方程式を元に料理を提供しております。
これは楽しみ！こだわりが伝わってきます！
まずは常陸のホワイトエールのビールで乾杯。とっても飲みやすいビールでした。
いきなりなんか美味しそうなパオ。
中華街とかでよくあるチャーシューマンの中身がフォワグラというなんとも贅沢な一品。ソースが柿なのかな。食べてみるとふわっと柔らかくて、フォアグラの濃厚でクリーミーな塩気と、完熟柿のねっとりとした上品な甘さが、口の中で溶け合って美味しい！。こんなに分厚いフォワグラなのにまったく重たさを感じさせない絶妙なバランスは素晴らしい。
どれもめっちゃ美味しそう。
真ん中はクラゲと無花果の冷菜、柚子のソースとキャビアが案外相性よくて美味しい！下のレンゲに入っているのが猪肉と長芋の黒酢ソース。そこから時計回りに左下は松茸のフリット、衣に松茸の良い香りが包まれているからか、とっても良い香りを感じます。その上にはボタンエビの青唐辛子醤油漬け。とろとろの甘いエビとピリ辛がおいしい。ワカサギの山椒風味、アオリイカど自家製XO醤と続いて、岩手県産のほろほろ鶏のよだれ鶏が右側。グラパラリーフとべにくるり大根の甘酢漬け。グラパラリーフっていう、なんだろう、アロエとかサボテンのような葉っぱみたいなものと大根の甘酢漬けです。
この辺でドラゴンハイボールに突入！
すっぽんのスープ。草果ってたまに薬膳火鍋とかに入っているやつですね。
ここへ来て滋味深いホッとする味わいのスープが胃にしみる。次から次に出てくるものが美味しい！
サワラとキノコの春巻き。パリッと揚がった春巻き。中の餡からは旨みがじゅわっと。
うまい！サワラの火入れなんてすごい。内側少し生感のあって絶妙ですね。とってもジューシーな中身と、外側もパリットした皮のコントラストがすごい。そして、下に敷いた紙にほぼほぼ脂が染みていないというｗ
わーい！やったー！！フカヒレだー！
フカヒレのスープ出てくるとは思ってなかっただけに嬉しい！ゴロンと大きなフカヒレスープ。たまりません。
フカヒレスープのスープって抜群に美味しすぎるんですよねぇ、めっちゃ好き。黄金色に輝く上湯（シャンタン）スープを一口飲んでみると、脳にビビッと強い旨みが刺さってくる感じ。これ金華ハムの旨みなんだろうか。透き通るような深みのある味わい。そのスープをたっぷりと吸い込んだフカヒレの繊維は、プリッとした弾力と心地よい歯切れの良さが共存しています。至高の余韻に浸れる一品です。
ん、これマーボー豆腐なの？ｗっていう見た目。
たっぷりのズワイガニと、貝、銀杏のマーボー豆腐とのことですが、一口食べてみるとあんまりマーボー豆腐感はないですが、とにかく濃厚でおいしい。カニの旨み、味噌の旨味が全面にきます。辛味はそんなに無いんですが、複雑な風味を玉子でとじたようなお料理。上品ですねぇ。中華じゃないみたい。
鱸だっけな、なんだったか忘れてしまった。
お魚料理、香り蒸し。これがまためっちゃ上品なんです！フレンチとかもそうですが、魚料理に全てが詰まっていますよね！お肉料理よりもよっぽどテクニックを感じて好きなんですよねぇ。ふわっふわのお魚に白髪ネギ、多分厚い脂じゅわっとかけてるんじゃないですかこのビジュアルは。食べてみると、いい香りが口の中全体に広がる。味にまろやかさというか、丸みがあるお料理ですね！食べてて本当に心地が良い。
クミンなどのスパイスも一緒に添えてくれている黒毛和牛の焼き物。
めっちゃ美味しいんですけど、やっぱり良いお肉を焼いたって感じなので、本当はもっと中華中華したものが食べたかったかもな。でも、クミンと和牛が実は合うんだというのが発見できたのは良かった！普段和牛にクミン付けないから^^
さいご、チャーハンと麺、どっちが良いですか？って聞かれてチャーハンを選択するとこちら。
蓮の葉に包まれたチャーハン^^。見た目にも楽しいですよね。ちまきかと思った。
蓮の葉を開いた瞬間、まず香りが良いですねぇ。蒸気とともに立ち上がる香りは、香ばしさと海の香りが混ざったような濃密な匂い。その中心にいるのが、ぷりっと厚みのある蝦夷鮑。噛めばサクッと歯が入り、すぐに弾むような食感と濃い旨味が溢れる。そこに寄り添うのが名古屋コーチンの卵で仕上げた炒飯。しっとりとしたチャーハンですが、お込めの存在感はしっかりとしている。鮑の旨味と混ざると一気に高級感あふれる味わいに。蓮香のほのかな青さが後味をキレよく整えてくれて最後の締めにはふさわしいですね！量もこれくらいでちょうどよかった！
杏仁。。。豆腐？ｗ
ふわふわのクリームみたいな杏仁豆腐ですね。食べてみると「上品」という言葉がそのまま味になったようなデザート。和三盆の杏仁豆腐は、甘さが控えめなのに物足りなさがなく、口に入れた瞬間すっと溶けて消える淡さ。杏仁豆腐の香りがあるから、かろうじて杏仁豆腐と認識できますｗ中にある栗のアイスも濃厚で、ふたつを交互に食べると、濃厚→清涼→濃厚のループがおもしろいです！おいしかった！
というわけで、今回は銀座Renge equriosity。滅多に行けないようなヌーベルシノワにお邪魔したのですが、
満足感たかーーーい！
こんなに美味しい中華料理を食べれるのであれば一年もしっかり締められるってもんです！おいしかった、満足満足。
めっちゃおすすめなので記念日などなどに利用してみてはいかがでしょうか。今度また季節変えて行ってみよ。